対象ユーザーは?
端的に言えば、すべての組織が対象です。
あなたの属する組織が、とても小さな会社であるか、グローバルな複合企業体であるか、また、非営利団体や慈善団体であるか、あるいは学術機関や行政機関であるか、それは関係ありません。
その組織で、その組織のために働く人がいる限り、あるいはその組織の活動に影響を受ける人がいる限り、体系的なアプローチ手法を使って健康と安全を管理することは、利益をもたらすものなのです。
規格は、リスクの低い小規模操業でも、リスクの高い大規模複合企業と同じく使用することができます。
規格がOH&Sリスクへの対処と管理を求めるのに対し、その一方で、OH&Sマネジメントシステム自身がリスクベース・アプローチをとり、それは、a)効果的で、b)その組織の永続的に変化していく「状況」に合致するために向上していくものなのです。
このリスクベース・アプローチは、組織が他の「ビジネス・リスク」に対応する方法と整合性を持っています。
このことによって、規格の要求事項を組織全体の総合的なマネジメント・プロセスに統合する、という流れを後押しするのです。
【ISO45001 briefing note引用(弊社訳)】