労働安全衛生法 順守評価者研修
某ホールディングス本社様
全社でOHSMS活動を推進されているホールディングス本社様のご依頼により、労働安全衛生法について、適切な順守評価を実施するために事業所の順守評価者の力量向上のためのトレーニングを実施しました。
今回のトレーニングでは、部門責任者、ライン責任者、現場担当者と様々な階層の方に受講いただきました。
立場や階層の違いによる差異をできるだけなくすよう弊社ではプログラムを工夫しています。
① 事前課題
受講者には事前に順守評価の課題に取り組んでいただきました。
(弊社作成の「順守評価表」により、所属する事業所の順守評価を実施)
② 課題報告
受講者より、実施状況、課題、疑問点を他の受講者の前でご報告いただきました。
現場に基づいた課題発表は、「分かりやすい」、「レベルの違いが認識できた」と好評で、「もっと時間を割いてほしかった」とのご要望もありました。
③ 解説
講師が法令の解釈や順守評価方法のポイントを解説しました。
具体事例を基に、できるだけ分かりやすく、体系的に解説しました。
(テキストには、拙著「送検理由に学ぶ安衛法の理解」を使用しました。)
労働安全衛生法は、読みこなすのが大変難しく、落とし処が不明なことから、対応にお困りの企業様、担当者様が多くいらっしゃいます。
【受講者の声】
受講後のアンケートでは多くの好意的な評価を頂戴しました。
- 自社における不足・不備が明らかになった
- 今後の順守活動に活かしていきたい
- 事前課題のようなチェックリストが社内にないので活用していきたい
- 順法評価するときのポイントがわかった
- 説明がわかりやすかった。法・規則と照らし合わせながらなのもわかりやすかった
- 発表、コメントと話す、聞くが出来る内容で良かった
- 自社の法的要求事項について、各社担当者の目で自分の職場を見直すというのは良かったと思う
- 順守評価を各事業所に依頼したのはよかった
ISO45001では、適用法令等の順守を定期的に評価することが求められています(9.1.2)。
また、その順守評価をする要員には力量が必要とされます(A.7.2)。
弊社では、順守評価のスキルアップを支援しています。